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J・T・S・ムーア「Revolution OS」
監督J・T・S・ムーア。オープンソース運動とGNU/Linuxが生まれ、広く普及する過程を描いたITドキュメンタリーです。
1980年代以前はソースコードを共有することが自由だったIT業界は、マイクロソフトの登場によりソース共有の禁止へと動いていきます。そんな動きに対して、ハッカー達はコードの“分かち合い”を求めてフリーソフトウェア/オープンソース運動を立ち上げ、オープンソースを媒介としたコミュニティを築き上げ、徐々に社会に受け入れられていく存在になっていきます。
GNUプロジェクトがどのような目的で生まれたのか、GNUプロジェクトにおけるLinuxの位置づけ、RedHatやVA LinuxのIPOの熱狂など、Linux開発者リーナス・トーバルズ、GNUプロジェクトを開始したリチャード・ストールマンなどのインタビューを交えながら描いています。
オープンソース側の人物の主張のみで構成され、このドキュメンタリーで悪者扱いされているマイクロソフト側の反論が盛り込まれていないため、マイクロソフトには少しかわいそうな気もしますが、オープンソースの生まれた思想的背景や歴史を一度に学べる非常に優れた作品だと思います。ちなみに現在、GyaOで無料公開されていますが、オープンソースを題材に使っているにも関わらずWindowsユーザー以外が見られないというのはかなり皮肉な話ですね。
