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PCユーザーと携帯ユーザーの1981年断層説

ITmedia News:「Web2.0はもう古い」――グリーが携帯SNSでKDDIと手を組む狙い
29歳の田中社長にとって、携帯からネットにアクセスするのは「面倒なこと」だが、一世代下の若者にとっては当たり前だ。「ぼくたちの世代と、中学のころから携帯に親しんでいた今の25歳以下との間に、断層ができている」という。

GREEがKDDIと提携して携帯向けのSNSを開始するというニュースがあり、そのインタビューの中でGREEの田中良和社長がネットユーザーの「1981年断層説」について述べています。

田中社長の言う「25歳(1981年生まれ)近辺にPCユーザーと携帯ユーザーの境界がある」というのは根拠のない話ではないとと思います。NTT DoCoMoがi-modeを開始し、携帯でのネットアクセスサービスが開始されたのが1999年2月です。そして、1980年生まれの私が大学に入学したのが1999年4月です。当時(1999年末)のインターネット人口は約15%ということで、当時の新入生の大半は大学に入って初めてメールアドレスをもらい、PCでのネット接続の方法を教わったという状況でした。

このように学校や職場でPCによるネットアクセスを最初に覚えた年代は、携帯でのネットアクセスには非常にストレスを感じてしまうのですが、これが2学年くらい下になるとPCと携帯の利用状況が逆転している印象があります。例えば私が彼らの大学のメールアドレスにメールを送っても、「普段は携帯を使っているので大学のメールは見てません」という回答がよく返ってきたんですね。彼らにとっては最初にネット接続したのが携帯ですし、PCと違い「いつでも・どこでも・すぐに」ネットに接続出来る携帯は、PCよりも魅力的なツールだったようです。

Yahoo! BBがサービスを開始したのが2001年6月で、それ以降PCでのネット接続環境は飛躍的に快適になりましたが、このi-modeの1999年2月から Yahoo!BBの2001年6月までの時間差というのが、日本でのネット接続形態に大きな影響を与えている可能性はあると思います。現在26歳の私は携帯を使うことがほとんどなく、携帯世代との断層を強く感じています。IT分野の仕事に従事する者として、田中社長と同じように「面倒なこと」であっても携帯でのネット接続を経験する機会を増やしておかないといけませんね。

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