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2006年凱旋門賞 ディープインパクトは3着

ラジオNIKKEI 競馬実況HP | 【凱旋門賞】(仏G1)~残念…ディープインパクトは3着に敗れる
フランス・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(芝2400m)に出走したディープインパクトは4コーナーを回って直線半ばで満を持して先頭に立ったが、後方をマークするように進んだ3歳馬レイルリンク(S・パスキエ騎乗)と牝馬プライド(C・スミヨン騎乗)に交わされ3着に敗れた。

敗れはしましたが素晴らしい競馬でした。池江調教師、武騎手、金子オーナー他、チーム・ディープインパクトの皆様お疲れ様でした。

NHKでの中継を見ていましたが、パドックや返し馬での仕上がりは抜群に見えましたし、レース運びも問題はなかったと思います。結果が期待通りにいかなかったのは“展開のあや”ということでしょうか。レース途中からディープを交わして前に行った3強の一角シロッコが予想外に早く失速し(結果は最下位)、直線入り口で追い出してもいないのに先頭に押し出された格好なのが痛かったかもしれません。

勝ったレイルリンクはパリ大賞典とニエユ賞を勝ったこのコースのスペシャリストですし、ディープを前に見る形で競馬がしやすかったと思います。2着のプライドもいつもの競馬をしているわけで、余所行きの競馬を強いられたディープは健闘と言えるのではないでしょうか。同世代のライバル・ハリケーンランには先着し、この世代の最強は証明出来たわけですし、今後のプランは白紙ですが、これからのディープインパクトの挑戦に期待したいと思います。

【追記 2006/10/02 01:35】 「asahi.com:「ジャパニーズ、クレージー」 凱旋門賞に殺到の日本人 - スポーツ」という記事が掲載されていました。朝日新聞はこういう記事が好きですから何とも言えませんが、現地はどうだったんでしょうね。中継を見ている限り、日本人と思われる方のほとんどが正装して行儀良くしていたように見えました。欧州では競馬は格式のある娯楽ですから、それなりのマナーというのは大事なわけですが。

【追記 2006/10/04 18:00】 合田直弘さんのコラム「凱旋門賞外聞」は日本人競馬ファンがロンシャンにもたらした良い側面に焦点を当てています。自分の国の馬を応援するためだけに多くの人が海を越えてきたこと、単勝を購入し換金しない応援馬券の風習などフランスの方には新鮮だったようです。

日本は経済規模では世界最高の競馬大国であり、日本ほど多くの人が競馬場に集まる国はありません。オグリキャップやダービースタリオンなどの影響で広がったギャンブル以外の側面で競馬を愛する人々の習慣というのは日本競馬にとって貴重な財産なんでしょうね。

【追記 2006/10/21 01:34】 ファンに衝撃を与えているディープインパクトの禁止薬物検出問題ですが、「Yahoo!スポーツ - ニュース - <ディープインパクト>停止期日後も投薬続ける?」などで報じられているフランスギャロのルイ・ロマネ専務理事の説明を読む限り、調教師を含む厩舎スタッフが投薬期間を見落とししていたことが問題だったようです。

こういう出来事になってしまったのが残念でありません。今年いっぱいで引退が決定している日本史上最強馬の唯一の海外遠征の結果に疑惑が付きまとう形になり、例えこの秋のGI三戦を全て勝ち、シンボリルドルフ・テイエムオペラオーを超える通算GI勝利数記録を更新しても、戦績に傷は残ってしまい、ディープインパクトにとって非常に可哀想な形になりました。

このようなことが今後ないように、今回の出来事を教訓にJRAも当事者意識を持ち、日本の競馬関係者と共に再発防止策を講じて欲しいものです。ただし、私たちがディープインパクトに求めていたものは“今後の教訓”ではなく、一つの“集大成”でした。これが、ただのファンの我が儘でしかないのは頭では理解していますが、非常にやるせないです。

【追記 2006/11/16 17:16】 「ディープインパクト、凱旋門賞失格」で報じられているように、失格処分ということになりました。残念な結果ですが、ジャパンカップと有馬記念の残り2戦に全力投球してもらいたいです。

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