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エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー「バタフライ・エフェクト」
監督脚本エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー。主演アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート。
「バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)」とは、カオス理論を表現した現象で、北京での蝶の羽ばたきが、地球をまわるうちに少しずつ影響を増していって、ニューヨークに至った時には嵐に変わるような影響を指します。この映画では、幼少期の虐待やちょっとした少年のイタズラが招いた悲劇により、その後の人生を大きく踏み外す人々を主人公とした作品です。主人公のエヴァン少年は突然記憶を失い気絶をしてしまう症状を持った少年です。そして彼が気絶している間に多くの事件が進行してしまいます。大学生になった彼は、失っていた部分の記憶を取り戻し、その中のシナリオを変更し、現実を変える方法を手にします。
受け入れられない現実を目の当たりにして、愛する人々を守るために、何度も記憶の中のストーリーを変えようと努力する主人公。しかし、良かれと思って行った過去の修正がいつもバッドエンドに行き着いてしまう。そういった中で自分はどんな選択をすべきなのかが主人公に突きつけられます。個人的には劇場公開版のエンディングは好みではなく、ディレクターズカットの方が主人公の姿勢としては感情移入しやすいと思いました。人生における小さな選択の重要性を「バタフライ効果」と結びつけて表現した面白い作品だと思います。
