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スティーブン・C・ランディン、ジョン・クリステンセン、ハリー・ポール『フィッシュ!—鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方』
フィッシュ!—鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
posted with amazlet on 07.02.25
スティーブン・C・ランディン(著) ジョン・クリステンセン(著)
ハリー・ポール(著) 相原真理子(訳)
早川書房 (2000/12)
ハリー・ポール(著) 相原真理子(訳)
早川書房 (2000/12)
シアトルにあるパイク・プレイス魚市場の実際の事例を元にしたフィクションです。
この作品は、活気を失い会社のお荷物と考えられていた社内事務部門の担当になった新任マネージャが、パイク・プレイス魚市場の人々の働き方からヒントを得て、職場の改革に成功するというストーリーです。魚を売るという一見するとそれ自体に意味を見つけにくい仕事を行っている魚市場が、世界中から多くの視察を受け入れるようにあった秘訣は、「態度を選ぶ」「遊ぶ」「人を喜ばせる」「注意を向ける」という4つの原則があります。
この4つの秘訣自体には特に目新しいものはありませんが、ストーリー的には非常に読みやすいですし、問題となっている職場の人々の行動の中に自分の普段の行動と重なる部分がいくつか発見でき、なかなかドキドキさせられる部分が含まれています。ただし、この作品の中のストーリーというのはフィッシュ哲学の導入が少々都合よく行き過ぎる面があるので、フィッシュ!哲学を実践している会社の事例を紹介した『フィッシュ!実践編』も合わせて目を通すのもいいと思います。また、私はまだ読んでいませんが、第3弾としてフィッシュ!哲学の持続的実践に焦点を当てた『フィッシュ!おかわり』も出版されているようです。
【追記 2007/03/18 16:48】 『フィッシュ!おかわり』も読みました。正直ストーリー自体はあまり響かなかったのですが、何かを始めることよりも何かを続けることの方が数倍も困難で、真に価値を生むのは目先の改革ではなく続けることであることはよく分かる作品だと思います。
