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CLANNADをプレイしてみて

CLANNAD(クラナド)
CLANNAD(クラナド)
posted with amazlet at 08.11.30
プロトタイプ (2008-05-29)

少し前にTRUE ENDまで行ったので、CLANNADをやった感想を書いておきます。CLANNADはKeyが制作した3作目の恋愛アドベンチャーゲームです。京都アニメーション制作でTVアニメ化もされており、現在は2期として「CLANNAD AFTER STORY」が放送されています。設定などについてはWikipediaをご覧下さい。

とにかく泣けるという評判があり、「CLANNADは人生」という揶揄されがちな言葉でも有名ですが、確かに素晴らしいゲームだと思いました。このゲームのテーマは「家族」であり、それぞれの登場人物たちに、父と子であったり、姉と妹であったりといった家族のエピソードが用意されています。恋愛アドベンチャーなので、主人公の岡崎朋也という少年とヒロインとの恋愛要素も入りますが、そちらは個別シナリオに入るためのきっかけに過ぎない場合も数多くあります。

プレイする前の段階からアニメを見ていたり、ネットで書かれている文章などを見ていたのである程度ストーリーは頭に入っていましたが、それでも感動が薄れるということはありませんでした。個人的には、作品が感動を与えるものか否かというのは、ストーリーだけではなく、それを補完する描写にあると思っています。CLANNADは、日常の中の笑いの要素だったり、直面した苦難を一緒に乗り越えようとする体験などを丁寧に描く事により、それぞれの登場人物に好感を抱かせ、それぞれが抱える心理に共感する下地を十分に提供しています。それが各シナリオENDでの、共感としての「泣き」につながっていきます。

このゲームは、朋也とヒロインたちの高校での出会いを描いた本編と、ヒロインの中の一人・古川渚とのその後を描いたAFTER STORYから構成されています。CLANNADをやる場合、必ずAFTER STORYまでやるように勧められるだけあり、AFTER STORYの良さは抜けています。本編の学園編は、事情はあるにせよ怠惰な生活を送る主人公の都合の良いストーリーとも言えない部分があるのに対し、AFTER STORYは病弱な彼女を自分の力で守ることを糧に社会と向き合おうとする主人公と、本編では描かれなかった周囲の大人たちの心情が描かれており、それぞれの人生がより色濃く反映されています。「CLANNADは人生」などと一言でまとめてしまうと滑稽ですが、この発言をした人の気持ちも分かるような気がします。とてもいい作品でした。アニメもいよいよ本当のAFTER STORYに突入しますが、期待しています。

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