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2008年12月に読んだ本
- 支倉凍砂 『狼と香辛料〈7〉Side Colors』 メディアワークス 2008年
- 支倉凍砂 『狼と香辛料〈8〉対立の町(上)』 アスキー・メディアワークス 2008年
- 谷川流 『学校を出よう!―Escape from The School』 メディアワークス 2003年
- 山本真司 『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう 』 PHP研究所 2004年
- 支倉凍砂 『狼と香辛料〈9〉対立の町(下)』 アスキー・メディアワークス 2008年
- トム・デマルコ、ティモシー・リスター 『熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理』 日経BP社 2003年
本編の時間軸からは外れた中編1つと短編2つ。中編はロレンスと出会う前のホロと少年・少女の旅道中を描いた作品。少年がロレンスほど口達者じゃないだけに会話のテンポが悪い。短編はアニメ化(1期7話)もされたホロの衣服調達の話と2巻直後に体調を崩したホロの話をホロ視点で。後者は新鮮みはあるけど、あくまで短編ならではの話。改めていつものスタイル(ロレンス視点の長編)が一番いいなと思った。
上下巻ということでここで評価はしない。通貨トリックは「  ̄torito_ パズル遊びへの招待 3−13.コインのパラドックス」の説明が絵付きで分かりやすい。
少年と双子の妹を中心にした超能力学園コメディ。登場人物による自己認識を揺るがすような一言一言が結構面白い一方、超能力による戦闘シーンなどは迫力を欠いた印象を受けた。一部達観したような感じのある主人公とこの作品のイラストはあまり好きになれなかった。シリーズものだけど2作目以降はたぶん読まない。
若手ビジネスパーソン向けの仕事術やキャリアプラニングの作品。周囲との競争にさらされながら、努力をしているのに成長の実感を得られず、疲労感ばかりを感じている若手の抱えている問題や正しい成長戦略を紹介している。類書に比べると圧倒的に納得感があった。
通貨取引のトリックの伏線回収からエーブとキーマンの対決の決着まで。物語の主人公になるのは大変なことだが、誰かから期待されていれば別。初期に比べて、ロレンスの主体性がより明確になったのが印象的。ただ、上下巻にせず一巻でもっとシンプルにした方が作品として単純に楽しめたような気がする。
ソフトウェア開発プロジェクトにおけるリスク管理の方法と事例を紹介した作品。プロジェクト管理とはリスク管理であり、目標と予想は異なる。目標を予想と信じ込む罠を避け、熊に食われるのではなく、熊とワルツを踊るためには何をすべきか。歴史に残るような良書で、改めて精読が必要。