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Books of the Year 2008
毎年やっています一年間に読んだ本の中から特に印象深かった9冊を取り上げるBooks of the Yearです。今年は読んだ本の数こそ去年とほぼ同じですが、全体的に本にあまり集中出来る状態ではなく、消費するような読み方しか出来ませんでした。良い本を読むのも重要ですが、良い状態で読んでこそ本の良さを引き出せるものだと思います。来年は血となり肉となるような読書をしたいものです。
- 長谷川滋利 『適者生存—メジャーへの挑戦』 幻冬舎 2003年
- 中村俊輔 『察知力』 幻冬舎 2008年
- ポール・クルーグマン 『良い経済学 悪い経済学』 日本経済新聞社 2000年
- カーレド・ホッセイニ 『カイト・ランナー』 アーティストハウスパブリッシャーズ 2006年
- 飯島弘文 『ウィンドウズの仕組みがわかるとトラブルに強くなる』 メディアテック出版 2003年
- トム・デマルコ、ティモシー・リスター 『熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理』 日経BP社 2003年
- 山本真司 『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう 』 PHP研究所 2004年
- 福井晴敏 『亡国のイージス』 講談社 2002年
- デイヴ・ペルザー 『Itと呼ばれた子』ヴィレッジブックス 2002年
今年読んだ中で一冊を取り上げるとしたら、『適者生存—メジャーへの挑戦』です。この本についてはエントリーにも書きましたが、プロ野球とメジャーの選手育成法の違いに関する記述が強く印象に残っています。一般的に理想とされてきたメジャー型の個性尊重の育成法は必ずしも良い事ばかりではなく、全体的な底上げという観点で見ればプロ野球の育成法の方が優れている部分もある。教育における議論ではよく取り上げられる話題の一つだとは思いますが、例としては非常に納得させられた部分があります。一人のスポーツ選手の挑戦と試行錯誤の記録としてももちろん面白いですし、非常に示唆に富んだ一冊だと思いました。